GIPPI第5回セミナー
「パテントトロール分析:トロールの攻撃から自社を守る新しい方法とは?」
Troll Analytics: A New Way to Protect your Company against Trolls
米国経済にとって大きな障害になっているパテントトロールの動きをけん制しようとする世論にも関わらず、今や米国における全ての特許訴訟の70%近くをNPE(特許不実施主体)による訴訟が占めているという現状です。日本・米国で実務にあたられている弁護士の視点から前半では最近のニュース記事・論文・データで取り上げられているトロールの動向について、後半ではトロールから防衛する新しい方法を解説致します。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場ください。
主 催 | GIPPI |
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協 力 | 株式会社Ji2 |
日 時 | 2015年5月29日(金)13:30~16:40 ※13:00受付開始 |
場 所 | 金沢工業大学大学院 虎ノ門キャンパス ※地図 http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm ※受付にてお名刺を1枚いただきます |
対 象 | 米国特許訴訟に関心のある企業の知財部員・法務部員および弁理士、弁護士等の専門人材 |
定 員 | 50名 |
参加費 | 50,000円(税別) |
申 込 | 2015年5月22日(金)まで ※定員に達しましたため、申込受付を終了しました |
プログラム
13:30~ | 開会の言葉 |
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13:40~ | 「パテントトロールの最近の動向とそれを取り巻く状況」 講師:山口 裕司 氏 (ユアサハラ法律特許事務所 弁護士) |
14:40~ | 休 憩 |
15:00~ | 「Introduce Troll structure in the USA」 「Troll behavior」 「Predicting how trolls will act」 「Is there a place for troll insurance?」 講師:Christopher P. Broderick 氏 (Orrick, Herrington & Sutcliffe LLP パートナー弁護士) ※逐次通訳付き |
16:40~ | 閉 会 |
講演概要
「パテントトロールの最近の動向とそれを取り巻く状況」
<講師>
山口 裕司 氏 1994年一橋大学法学部卒業。1997年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了後、株式会社東芝知的財産部勤務。2001年弁護士登録後、西村総合(現西村あさひ)法律事務所勤務。2004年外務省国際法局経済条約課課長補佐。2006年ユアサハラ法律特許事務所勤務。2008年コーネル大学ロースクール法学修士課程修了後、バーンズ・アンド・ソーンバーグ法律事務所とフィネガン・ヘンダーソン・ファラボー・ギャレット・アンド・ダナー法律事務所で研修。知的財産法分野を専門とし,米国の裁判例についての論文がある。 |
「Introduce Troll structure in the USA」
1)米国トロール業界の基本構造各プレーヤーの役割(アグリゲータ、保険会社、LTOなど)
2)米国NPE訴訟のコスト構造
(ディカバリー・弁護士費用・調査費用・ライセンス費用など)
「Troll behavior」
「Predicting how trolls will act」
「Is there a place for troll insurance?」
<講師>
Christopher P. Broderick(クリストファー・ブロデリック)氏 Orrick, Herrington & Sutcliffe LLP パートナー弁護士 オリック・ヘリントン・アンド・サトクリフ法律事務所,L.A. パートナー弁護士 クリス・ブロデリック弁護士は、知的財産法のあらゆる分野を手掛けており、特に訴訟に重点を置き、特許、商標、そして不正競争や企業秘密に関する訴訟で原告・被告を代理。公判を含む訴訟のあらゆる段階でクライアントを代理し、無線通信、ハンドセット、カメラ・ビデオカメラ、プリンター、ディスプレー、衛星テレビ、半導体、ソフトウェア、インターネット事業特許、製造技術そして消費者向製品など、様々な業界の技術が関連する分野で、国際的な仲裁や世界的な商標の執行プログラムなどに、多くの国際経験を有する。 |
事務局
- 一般社団法人 知的財産教育協会(http://ip-edu.org/)
参加申込方法
事務局(一般社団法人 知的財産教育協会)のウェブサイトからお申し込み。
http://ip-edu.org/gippi/
参加申込締切:2015年5月22日(金)
※定員に達しましたため、申込受付を終了しました