GIPPI設立記念セミナー 「米国特許訴訟の『解剖』」
~米国連邦判事のマニュアル「Anatomy of a Patent Case」を用いて~

米国特許訴訟を専門とするGary Rubman弁護士(Covington & Burling LLPパートナー)と、米国訴訟におけるディスカバリの専門家であるEdward Rippey弁護士(同パートナー)が、米国特許訴訟の全体構造とディスカバリ(証拠開示制度)のポイントを解説します。
セミナーの題材として、米国連邦裁判所で特許訴訟を担当する可能性のある米国連邦判事に提供されている書籍「Anatomy of a Patent Case」(American College of Trial Lawyers著、Bloomberg BNA刊)を用いることにより、日本企業(知財部や法務部)、そして日本の知的財産専門家が把握しておくべき米国特許訴訟の全体像と論点を押さえる内容となります。
具体的には、上記書籍の中から特に、近時の米国特許法改正のインパクト、米国特許訴訟における序盤の申立て関連の実務(却下・移送申立て等)、特許訴訟に関連するディスカバリの重要論点、プレトライアル手続(サマリージャッジメント等)、トライアル準備の要点等を中心に扱う予定です。
さらに、ディスカバリの支援サービスを提供する株式会社Ji2の城墻裕行弁護士には、サービスベンダーの立場から見た日本企業にとってのディスカバリの注意点について解説していただきます。
専門家が米国特許訴訟の仕組みの概要から、それぞれの段階での要点を説明しますので、米国特許訴訟について全く知識がない方はもちろん、基礎的な事項は知っているもののもう一度、米国特許訴訟の全体構造を把握したい方、訴訟類似の特許庁審判に携わる方にも是非知っていただきたい内容となっています。

主 催 GIPPI
協 力 株式会社Ji2
日 時 2013年7月3日(水)13:30~16:50
※13:00受付開始、17:00から懇談会(参加無料)を予定しております。
場 所 金沢工業大学虎ノ門キャンパス13F
※地図 http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm
対 象 米国特許訴訟に関心のある企業の知財部員・法務部員および弁理士、弁護士等の専門人材
参加費 5万円(税別)
テキスト Anatomy of a Patent Case, Second Edition」($175.00)※当日無償配布いたします

 

タイムテーブル 「米国特許訴訟の『解剖』」

時刻 内容 登壇者ほか
13:00~13:30 (30分) 受付  
13:30~14:45 (75分) 「米国特許訴訟の要点概説」 Gary M. Rubman弁護士
Covington & Burling LLP
http://www.cov.com/grubman/
14:45~14:55 (10分) 休憩  
14:55~16:10 (75分) 「米国特許訴訟におけるEディスカバリ」 Edward H. Rippey弁護士
Covington & Burling LLP
http://www.cov.com/erippey/
16:10~16:20 (10分) 移動  
16:20~16:50 (30分) 「ベンダーからみた
米国訴訟・ディスカバリ」
城墻裕行(しろがきひろゆき)弁護士
株式会社Ji2
16:50~17:00 (10分) 休憩・移動  
17:00~18:00 (60分) 懇談会(喫茶軽食:参加無料) 隣接スペースにて

 

事務局

参加申込方法

参加申込受付期間:2013年6月5日~6月18日(参加申込は締切りました)
事務局(一般社団法人知的財産教育協会)のウェブサイトからお申し込みください。
http://ip-edu.org/gippi/